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やってみたことまとめ
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びんどう型カダヤシ捕獲器
一般的に使用されているびんどうを参考にして作りました。
びんどうの基本的な仕組みや参考にしたびんどうについては
2015年9月
目次
使用した材料・道具一覧
⒈ 捕獲器作り
⒉ 仕掛けた様子
⒊ 結果
⒋ 改良すべき点
使用した材料・道具一覧

プラケース…捕獲器の本体です。
このプラケースがどんな捕獲器になるのでしょうか笑

ビニールロープ…捕獲器が流されないように岸に固定す るヒモです。というよりこのヒモがないと捕獲器を回収するたびに水に入らないといけないので、とんでもなくめんどくさいです。

ハンダごて…プラケースの穴あけに使います。本来はハンダを溶かし、電子部品を基盤に接着するためのものです。

スチロール板…捕獲器を水面近くに浮かせるためのスチロールです。捕獲器の上面も兼ねています。

グルーガン…水中でも取れない強力な接着剤です。
最近は、グルーガンの本体とスティックがそれぞれ¥100で売られています。

ナイフ…加熱して、ペットボトルやスチロール板を切るのに使います。当たり前ですが、ナイフは加熱するともうナイフとしては使えなくなります。
⒈ 捕獲器作り

浪人時代に一度捕獲器を作ったことがあるのですが、そのときは不透明のプラケースで作りました。カダヤシがあまり入らなかったので理由を考えていたのですが、魚は群れで生活していて、一匹が入り安全だとわかると次々と入るという結論に行き着きました。ということで、今回は他の魚が入ったことがわかりやすい透明プラケースで作ることにしました。Seriaで¥108で購入しました。

まず、水を通すため、餌の匂いを拡散させるために穴を開けます。キリやドリルを使ってもいいのですが、プラケースが割れる可能性があるので、熱したハンダごてで穴を開けます(良い子はまねしないこと)笑

底面に十分な数の穴を開けたら、側面にも開けます
(穴の数は自由・開け方によって収穫数が変わるかも)

次に1円をガスコンロで加熱します。1円はアルミ製で、加熱しすぎると溶けます。硬貨を溶かしたり、変形させることは法律で禁止されているので、加熱しすぎないよう気をつけます。

加熱した一円をプラケースの側面押し付けて、貫通させます。一回で貫通しないときは、何度か加熱し直します。

一通り作業を終えると、プラケースはこんな感じになります。なんとなくカダヤシが入りそうな気がしてきます
(気持ちだけ)

次に、ペットボトルを切るためにナイフを加熱します。
家に卓上ボール盤があればこんなめんどくさいことをしなくていいのですが、念じても卓上ボール盤は出てきませんでした。

熱したナイフでペットボトルの首の部分を切り取ります。
ナイフが十分加熱できていれば、簡単に切れます。
ペットボトルの種類はなんでもいいです。

こんな感じで、垂直に切ります。ペットボトルは硬いのでナイフで切ると、ノコギリで切るより334倍楽です。

同じ要領で、ペットボトルの頭を4つ作ります。
これをどうするかはもうわかりますよね☆

ペットボトルの頭と、プラケースの大きな穴を結合させます。接着には、ボンドや瞬間接着剤を使うことも考えたのですが、この捕獲器は水に沈めて使うものであることを考えると少々耐久性に欠けると判断し、グルーガンを使いました。
グルーガンってなんだ⁉︎って方は「使用した材料・道具一覧」をご覧ください

グルーガンで接着するとこんな感じになります。
できるだけ接着部分が透明に近いのが理想なのですが、
どうしても少し白くなります。

水に沈めた時に器内に泡が残ると魚は不審に思って入らないので、泡を完全に抜くための穴を四隅に開けます。

捕獲器を常に水面近くに浮かせておくためのスチロール板です。ホームセンターで購入した大きなスチロール板をプラケースより少し大きめに切ります。このときもペットボトルと同じように加熱したナイフで切るとスチロールの粉が出なくてラクです。

ビニールヒモを端の方の穴に通します。
プラケースの内側に玉止めをするとヒモが抜けなくなります。

最後にプラケースとスチロール板を輪ゴムで止め、岸から捕獲器を固定できるくらいの長さのビニールヒモを付ければ完成です。
⒉ 仕掛けた様子
⒊ 結果

カダヤシがたくさん入ることを期待していたのですが、実際に入ったのは、スジエビのみでした笑
⒋ 改良すべき点

今回の捕獲器は、ペットボトルの首をプラケースに垂直に貼り付けたものだったので、物に沿ってしか泳ぐことができない魚は捕獲器に入ることができなかったのふぇはないかと考えました。
つまり捕獲器の入り口に凹みをつけ、魚が入ることができるようにすることが改良すべきポイントです。
今回の改良点を反映した「びんどう型捕獲器(改良版)」を作りました。よろしけばご覧ください( ´ ▽ ` )
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