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びんどう型カダヤシ捕獲器(改良版)

2015年10月
捕獲器を作る要領や使った材料・道具は「びんどう型捕獲器」を
作ったときとほぼ同じなので、このページを初めて読む方は、最初に
目次
前回からの改良点
⒈ 捕獲器作り
⒉ 仕掛けた様子
⒊ 結果
前回からの改良点
前回の「びんどう型捕獲器」は、プラケースに垂直の向きにペットボトルの首を取り付けており、実際に入っていたのは、直進して泳ぐことができるエビだけであったことから、物に沿ってしか泳ぐことができない魚は、捕獲器に入ることができなかったと考えました。
そこで、今回はペットボトルをより深い部分から切り取り、捕獲器の入り口に凹みをつけることで、魚が捕獲器に侵入することができるようになるのではないかと考え、改良しました。
⒈ 捕獲器作り
最初にプラケースに前回より大きな穴を空けるためハンダごてで小さな穴を同心円状に開けます。
穴と穴の間をハンダごてで溶かし、穴を繋げていきます。
円の精度は悪くなりますが、
大きな穴を楽に開けることができる方法です。
すべての穴を繋げ、余分な部分を取り除くとこのようになります。切り取った縁にはプラスチックが溶けて固まった破片がたくさんついています。
プラスチックの破片をラジオペンチで取り除きます。
手を怪我しないように気をつけて作業します。
破片を取り除くとこのようになります。見た目ではあまり取り除く前と変わりませんが、手を怪我しないため、また魚の捕獲率にどれだけ影響するかわからないので一応取り除いておきます。
「びんどう型捕獲器」を作成したときと同じように、熱したナイフでペットボトルを切断します。今回はペットボトルの首だけでなく、ラベルの上から切り取ります。
次にプラケースの幅を計ります。ペットボトルの部品とプラケースをぴったりと合わせた方が良いので、ペットボトルの部品の幅がプラケースの幅と同じになるように切断します。
まず部品の片側を直線状に切断します。

 

部品の幅を計り、プラケースの幅と同じ長さのところに印をつけます。その印に合わせてもう片側も切断します。
切断するとこのようになります。
同じものを4つ作ります。
4つの部品を前回と同じようにグルーガンでプラケースに貼り付け、最終的にこのようになります。
この後も前回と同じようにスチロール板をちょうどよい大きさに切り、ビニールロープをつけて完成です。
⒉ 仕掛けた様子
⒊ 結果
今回はエビが入らず、標的のカダヤシ18匹を捕獲することができました。やはり、入り口に凹みをつけることで、カダヤシが捕獲器に進入できるようになったようです。
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