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やってみたことまとめ
エッチング実験2
2016/03/13
エッチング実験1の追実験です。エッチングなんてもう二度とやらんと決めていましたが、諸事情により2回目やりました。もう二度とやりません。笑
やり方、使用薬剤などは「エッチング実験1」を参照してください〜

今回の実験では、このスプーンとフォークにLeibnizのロゴを彫ります。Leibnizは管理人が所属しているバンドで、大阪を中心に活動しております。良ければ https://twitter.com/leibniz3m をフォローしてください(2回目の宣伝)

エッチングする面はこちらの持ち手の部分です。
前回の実験でも言ったとおり、面はできるだけ平面に近い方がいいです。今回エッチングする面は、前回より若干曲面に近いので、前回より困難であることが予想されました(結果的に予想通りでした…)

エッチングする面を1500番の紙やすりで磨き、アルコールで脱脂します。

あらかじめ用意しておいた紙を乗せてセッティング完了です。
下にハサミを敷いているのは、アイロン台がフカフカで紙を圧縮できなかったからです。

前回と手順は同じなので、またかって感じですね笑
この転写の工程は本当に難しいです。
前回より失敗回数こそ減りましたが、それでも6回くらい失敗しました笑

失敗例です。この状態で実験を進めると、転写できていない部分ができて、変なデザインができあがることになります。
曲面は全体に均一に圧力をかけるのが難しいので、あまり力のかからなかった部分が浮いてきて、このような状態になります。
この状態から均一にインクを転写し直すのはかなり難しいですが、浮いた部分にだけ圧力をかければできるかもしれません。
管理人もやってみましたが、失敗したので新しい紙でやり直しました。

これも失敗例です。紙が均一に貼り付いて、あとは紙を削るだけという段階で紙が剥がれたりするとこうなります。虚無しか残らないですが、珈琲を飲むなりして気持ちを落ち着けてからもう一度挑戦します笑

水に浸けて紙をふやかします。

ふやかすとこんな感じになります。少しずつ指で層を削っていきます。

ギリギリまで削ると、乾かしたときにも文字が見えるようになります。文字が見えなければ、もう一度水に浸けてふやかし直します。

エッチング液に浸けます。ここまでくれば安泰です笑
ときどき反応具合を見てかき混ぜます。表面に紙が残っている分、どのくらいの深さまで彫刻されているかを確認するのが難しいですが、そこは心の目で見て頑張ります(大嘘)

十分長い時間浸けて、いい感じの深さまで彫刻されている気がしたら、エッチング液から引き上げて水で洗います。
今回の実験では心の目が乱れて早く引き上げすぎたので、彫刻が浅くなってしました(苦しい言い訳)
それでもなんとかはなりそうな深さだったので、紙やすりとピカールでデザイン面を磨いて完成しました!
もう二度とやりません笑
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